医療脱毛に数10万円かけたのに、また生えてくることはあるのでしょうか?
実は永久脱毛ができる医療脱毛でも、100%ムダ毛が無くなるわけではありません。
せっかく永久脱毛するために1~2年通い続けても、ムダ毛が残ってしまうのは嫌ですよね。
この記事では、医療脱毛でまた生えてくる3つのケース、脱毛後に生えてきた口コミ・評判、対処方法などを徹底解説します。
医療脱毛でムダ毛が残るのが不安な人、通ってみたけどムダ毛残って困った人は、ぜひ参考にしてみてください。
医療脱毛でも、また生えてくる3つのケース
世の中にはいろんな脱毛方式がありますが、まず前提として永久脱毛ができるのは医療脱毛のみです。
その医療脱毛でも、ムダ毛がまた生えてくる原因は大きく分けて3つあります。
1.勘違いして脱毛サロンで脱毛した
医療脱毛と思っていても、実は勘違いして脱毛サロンに通っていたケースもあり得ます。
脱毛サロンは光脱毛ですが、医療脱毛はレーザーや脱毛用の針を使うので、脱毛方式が全く異なります。
脱毛サロンは永久脱毛ができないため、脱毛し放題プランで長く通っても、ムダ毛を完全無毛の状態にすることは非常に困難です。
永久脱毛できるかどうかを含め、脱毛サロン、医療脱毛(レーザー)、医療脱毛(ニードル)の違いを簡単に解説します。
①医療脱毛(レーザー)の特徴
名称 | 「医療脱毛」「クリニック」などの名称が付く |
永久脱毛の可否 | 可能 |
脱毛方式 | 医療用レーザーを使用 |
痛み | 強め |
施術回数 | 5~10回(部位による) |
施術期間 | 1~2年 |
医療レーザー脱毛は、永久脱毛ができます。ただし後ほど紹介しますが、永久脱毛=完全無毛の状態ではありません。
メラニン色素のみに反応するレーザー光線を当て、発毛組織を破壊します。医療脱毛は医療行為にあたり、医師の監督下でしか行えません。
医療脱毛はレーザーが主流ですし、痛みと脱毛効果のバランスが良く、料金も同じ脱毛効果の脱毛回数・期間で比較すると脱毛サロンと同等か、むしろ安いのでおすすめです。
②医療脱毛(針脱毛)の特徴
名称 | 「医療脱毛」「クリニック」など |
永久脱毛の可否 | 可能 |
脱毛方式 | 電気が流れる針を使用 |
痛み | 強い |
施術回数 | 6回前後(部位による) |
施術期間 | 1~2年 |
また、ニードル脱毛も医療脱毛と同じく発毛組織を破壊する施術です。毛穴に絶縁針を差し込んで電流を流し、白髪やほくろに生えた毛の処理もできます。
2ヶ月に1回通い(ヒゲは1ヶ月に1回)、約4ヶ月~1年で施術完了します。最もムダ毛が残りにくい脱毛方式です。
うぶ毛のように薄い毛もレーザーが反応しにくいので、ニードル脱毛で最終仕上げをします。しかし、1本ずつ脱毛するので時間がかかり、かなり痛みも強いです。
料金は1分300~500円(ワキの脱毛完了まで2時間が目安→36,000円~60,000円)と高いので、痛みに強く、お金かけてでも確実に最後まで脱毛したい方向けです。
③脱毛サロンの特徴
名称 | 「脱毛サロン」「脱毛エステ」など |
永久脱毛の可否 | 不可 |
脱毛方式 | 光脱毛(IPLなど)を使用 |
痛み | 普通 |
施術回数 | 12〜18回(部位による) |
施術期間 | 1~2年 |
脱毛サロンでは、永久脱毛はできません。ただし、当然ながら全く脱毛できないわけでもないです。パット見て生えてこないように見えて、細かい毛が残ります。
脱毛サロンでは光脱毛(IPL)が主流です。医療行為の施術ができないので医療脱毛よりも出力が抑えられ、効果も限定的で、回数も多くなります。
毛根にダメージを与えるだけなので、一時的に毛は生えなくなりますがしばらくするとまた生えてきます。
無毛のツルツル状態を目指すのであれば、3年以上の長期に渡る施術が必要です。
2.脱毛が完了していない
医療脱毛でも、脱毛完了するまでは一定の回数と期間が必要です。
部位によって異なりますが、4回~10回前後(8ヶ月~約2年)が一般的です。
脱毛のお試しプランなどでは施術回数が不足して、ムダ毛が残る場合もあり得ます。
高くても、クリニックがおすすめしているプラン(施術回数)を選んだ方が無難です。
そして、プランを途中で辞めたり、効果の薄い脱毛装置のあるクリニックに通ってしまうと、脱毛が完了しません。
途中で辞めざるを得ない場合でも、休止など対応できますので、所定回数が終わるまでは通い続けてみてください。
途中で終わってしまった人は、後ほど紹介する「また生えてきた場合の対処方法」を御覧ください。
3.永久脱毛の施術完了したがムダ毛が残った
医療脱毛でムダ毛が残る一番多いのがこのケースです。
つまり、クリニックの所定のプラン(回数、期間)を終えたのにも関わらず、ムダ毛が残っている状態です。
医療脱毛は永久脱毛ができるとはいえ、永久脱毛=完全無毛の肌状態ではないです。
永久脱毛の定義を少しおさらいしてみましょう。
永久脱毛の定義
「永久脱毛」は、アメリカの電気脱毛協会(American Electrology Association)や食品医療薬局(FDA)によって次のように定義されています。
- 「最終脱毛から1ヶ月経過後の毛の再生率が20%以下である脱毛法」
- 「3回の脱毛施術から6ヶ月経過後に毛量が67%以上減っていること」
つまり、永久脱毛とは一切ムダ毛がない状態ではなく、高い減毛率を長期間維持できる状態を指します。
簡単に言えば、永久脱毛とはほとんどの毛は永久に生えないが、一部のムダ毛は残っている状態です。
日本の法令では、永久脱毛の定義は定められていませんが、諸外国の定義が使われます。ネーミング的に誤解されることが多いです。
ちなみに、医療脱毛にはレーザー脱毛と針脱毛の2種類がありますが、ここでは主流のレーザー脱毛で生えてくるケースについて解説していきます。
永久脱毛にかかる回数と期間
下記が医療レーザー脱毛のクリニックの主要プランにおける、部位ごとの施術回数と期間の目安です。
部位 | 回数 | 期間 |
顔 | 5〜6回 | 10〜12ヶ月 |
ワキ | 5回 | 10ヶ月 |
腕 | 5〜6回 | 10〜12ヶ月 |
脚 | 5〜6回 | 10〜12ヶ月 |
背中 | 10回 | 20ヶ月 |
VIO | 10回 | 20ヶ月 |
※2ヶ月に1回のペースで通った場合。
部位によって毛量と肌質が違うため、濃く太い毛が生えているVIOなどは他の部位よりも照射回数が多く必要です。
脱毛回数はおよそ5~10回と決まっており、残ったムダ毛を脱毛する場合は追加料金がかかります。費用は20~30万円ほどです。
後ほど紹介する、通い放題プランだと50万円以上と高額になりがちです。それでも価値を見出す人もいますし、そこまで不要という人もいるはず。
おおよそ脱毛できていればでOKならまだしも、徹底的に1本単位でムダ毛無くしたいのであれば、それだけお金がかかります。
時間がかかる理由は毛周期
1年、2年通ってもムダ毛が残るのは、貴重な20代、30代の時間が奪われる気がして嫌ですよね。
もっと短期間で照射終わらないの?と思いがちですが、毛周期サイクルが脱毛完了の期間を長引かせる主な原因です。
人の毛は「成長前期→成長後期→退行期→休止期」でサイクルを繰り返して生え変わり、レーザーによる脱毛は成長期の毛のみに効果を発揮します。
成長期の毛は毛全体の20〜30%のみで、1本1本毛周期が異なるので、1回の照射では脱毛が終わりません。
そのため、ムダ毛の生え変わる2ヶ月おき程度の間隔で脱毛を行う必要があります。これはレーザーや光脱毛に関しては、どの脱毛方式でも同じです。
脱毛完了後にまた生えてくる他の要因は?
脱毛完了してもムダ毛が残るケースは、先ほど紹介した3つ以外にも次のような原因もあります。
- ホルモンバランスの変化
- 照射の漏れやムラ
- 硬毛化
ホルモンバランスの変化
妊娠や出産直後、女性はホルモンバランスが大きく変化するので、毛周期も変化して成長期が長くなり、毛根部分が再活性化して生えやすくなることがあります。
ただし、毛が生えてくるのは一時的で、ホルモンバランスが元に戻ると毛は抜け落ちていきます。
照射の漏れやムラ
そして、脱毛の管理徹底されていないクリニックでは、照射漏れ、ムラなどによって一部のムダ毛が残るケースも0ではありません。
凸凹のある部位は照射漏れが起きやすく、脱毛完了が遅れてしまいます。そのため、知名度の低いクリニックはなるべく避けたほうが無難です。
硬毛化
また、「硬毛化」とは、薄かった毛がレーザーを照射されることで濃く・太くなって置き換わる現象のことです。
レーザーを使用している限り、一定数の硬毛化が発生します。完全に防ぐには針脱毛が効果的です。
「医療脱毛でまた生えてきた」の口コミ・評判
医療脱毛でまた生えてきたケース、実は結構いるんです。ここでは、Twitter、Yahoo知恵袋での口コミを紹介します。
ツイッターでの口コミ
https://twitter.com/ooohanaoo/status/1390277432289075204?ref_src=twsrc%5Etfw
https://twitter.com/watanoyukiiherb/status/1342354060142235648?ref_src=twsrc%5Etfw
美容脱毛(光脱毛?)は金ドブというツイートを見て、私も3年くらい通ってたけど当時は保湿とか全くやらないずぼらだったってのもあってだろうかまた生えてきたな…って感じ(薄い体毛って感じだけど)
やるなら医療脱毛スパッとやった方がオススメなのわかりみ…— りりな (@lilisriri) June 15, 2020
https://twitter.com/odd_Rira/status/1356802546476568583?ref_src=twsrc%5Etfw
医療脱毛でもVIOなどの部位は、結構しぶといので脱毛完了したと思ってもまた生えてくるケースがあります。
中には、50万円かけてもムダ毛が生えてきたという声もありました。これもVIOラインです。その他の部位はそこまで苦労はしません。
なのでアンダーヘアの脱毛を完了したい方は、たとえば次の2パターンを考えておくと良いです。
- 最初に家庭用脱毛器である程度脱毛した上で、最後の仕上げとして医療脱毛を受ける
- 最初に医療脱毛を受けて、残った毛を針脱毛で完全に無毛化する
家庭用脱毛器では、ほぼ生えてこなくなるまで脱毛はできますが、やはり医療脱毛ほどツルツルにはなりません。
Yahoo知恵袋での口コミ
医療脱毛で15回してそれなら、そのクリニック辞めた方がいいですよ。 他に移った方がいいです。機械も新しいもの出てますし。 エステ脱毛は安いですが、効果も薄いですよ。資格なしの一般の人が扱える出力しか出せませんので。 産毛は黒さが薄いし細いので、脱毛結果が医療脱毛でも出にくく回数が必要になります。でもやっぱりエステより医療脱毛の方が出力が高いので効果ありますよ。
毛の濃い部位は6回ほどで随分減ると思います。それほど濃くないけど、しっかりした毛の生えている部位は、6回も施術すればほぼツルツルになるでしょう。産毛のような毛が多い部位は効果が出づらいので、施術回数が多くなるでしょう。 医療脱毛なら、どの部位でも最大でも10回の施術でほぼツルツルになると思いますよ。
医療脱毛だと、1回で処理できる毛が多いので、効果があるように感じますよね。 ただ、また数ヶ月すると、今までのようにまた生えてくるはずです。 1回毎に2割ほどの毛が減っていきますので、1年経つと8割くらいの毛が復活してくると思います。ある程度生え揃ったら、2回目の施術に行くと良いと思います。5回ほど施術すると、ほぼ自己処理が必要ないくらいになると思います。 8回施術すれば、ツルツルになりますよ。
回数の目安としては 5回で自己処理が楽になる程度 8〜10回で自己処理が不要になる程度 と言われています。 これは、毛周期との関係性なのでどこの部位でもおおよそ同じだそうです。 私はVIOをツルツルにしたいと相談し、8回のプランで契約しました。 まだ途中ですが確実に毛が減ってきていることを実感しています。 医療脱毛でツルツルを目指されるのでしたら最低でも5回以上、可能であれば8〜10回の脱毛を検討するといいかと思います。
医療脱毛で15回受けて、ムダ毛が残るケースもあるようです。クリニック名は伏せていましたが、本当だとしたら最悪ですね。
そして、医療脱毛は6回程度でムダ毛が目に見えて無くなりますが、どこまで目指すかは個人差があります。
8~10回くらいの施術を受ければツルツルという声もあったので、自己処理を不要にするという目標は達成できます。
なので、これから医療脱毛を受ける方は、次のようなことを考えておくと後悔しないと思います。
- どの程度のムダ毛なら許せるか?
- 料金や期間はどこまでなら許せるか?
- 自己処理がなくなればOKとするか?
とはいえ、医療脱毛を選んだ時点で、他の脱毛方式よりも明らかに優れているのも事実です。
「医療脱毛でまた生えてきた」の口コミまとめ
Twitterでは、脱毛サロンだとまた生えてくるので最初から医療脱毛をしたほうが良いという声がたくさんありました。この選択は正しいです。
ただし、医療脱毛であっても知名度の低く・評判の悪いクリニックを選ぶとお金も時間もムダにする可能性もあるので、クリニック選びはかなり重要。
特に剛毛の生えている部位は、なかなかしぶといので、ムダ毛が多少残るのを前提に脱毛プランを選んでみてください。
そして、これから医療脱毛を受ける人のために、少しレーザーの種類による脱毛効果の違いを解説します。
興味が無い、または既に医療脱毛完了している人は、次の章は読み飛ばしてください。
医療脱毛でまた生えてこないための対処法
部位で脱毛完了までの期間が違う
まず前提として、脱毛が完了期間には個人差があり、部位によっても差があることを知っておいてください。
例えば、腕や足が10〜12ヶ月で脱毛完了するのに対し、VIOは毛の生え変わりが遅く、完了までには20ヶ月を要します。
もちろん、元々生えている毛の量も人によってバラバラなので、永久脱毛は完了期間は決まっていません。
しかし個人差や部位差があっても、1~2年で全く減らないと感じる場合は、その脱毛は成功とは言えません。
医療脱毛のレーザーの性能を確認しよう
施術方式は熱破壊式(HR)と蓄熱式(SHR)の2種類
医療脱毛のレーザーには、大きく分けて次の2種類の施術方式があります。
- 毛乳頭と毛母細胞を破壊する熱破壊式(HR)
- バルジ領域を中心に発毛組織を破壊する蓄熱式(SHR)
レーザーの種類と脱毛効果
また、レーザーの種類はアレキサンドライト、ダイオードレーザー、YAGレーザーの3種類です。波長の長さによって効果が大きく変わります。
結論から言えば、剛毛・産毛いずれのムダ毛も残したくないのであれば、ダイオードレーザー(HR)または、YAGレーザー(SHR)をおすすめします。
各種レーザーごとの毛質の異なるムダ毛に対する脱毛効果、痛みを下表にまとめました。
レーザーの種類 | アレキサンドライトレーザー (HR) | ダイオードレーザー (HR) | ダイオードレーザー (SHR) | YAGレーザー (HR) |
波長 | 755nm | 800~910nm | 800~910nm | 1064nm |
太い毛への効果 | かなり高 | 高 | 普通 | かなり高 |
薄い毛への効果 | 低 | 高 | かなり高 | 普通〜高 |
痛み | 普通 | 少ない | かなり少ない | 強い |
アレキサンドライトレーザー(HR)
アレキサンドライトレーザーは、波長が755nmと短く皮膚の表面に吸収しやすいです。濃い色素(剛毛)によく反応して脱毛効果を発揮します。
また、毛質に合わせて細かく照射出力を調整できます。照射スピードが速く、照射スポットサイズも最大24ミリと大きいです。
このため、脱毛時間が短縮できて、効果も速く実感できます。冷却装置によって照射時の痛みを緩和することができます。
ダイオードレーザー(HR、SHR)
ダイオードレーザーは、毛根に栄養を与える毛包幹細胞にダメージを与えます。
低い温度でダメージを与えられるので、肌へのダメージも最小限で痛みが少なく、敏感肌の方にもおすすめの脱毛方法です。
YAGレーザー(HR)
YAGレーザーは、皮膚の深い部分まで熱が伝わるので濃く太い毛に効果的です。
黒い色素には反応しにくく、色黒や色素沈着が気になる方も利用できます。冷却ガスが噴射されますが、痛みは他のレーザーよりも強いです。
これらの痛みに関しては個人差がありますが、医療脱毛クリニックでは麻酔を使用することもできます。笑気麻酔や麻酔クリームなどが挙げられ、クリニックによって取り扱いが異なります。
脱毛回数は余裕を持って選ぶ
もし、ムダ毛の残りが気になるのであれば、回数や期間を余裕をもたせるとより満足の行く脱毛ができます。
たとえば、さきほど挙げた脱毛回数・期間の目安では顔や腕・足がは5回で終わる方もいますが、基本的には6回(1年)程度を目安にしてみてください。
全身脱毛のプランでは、毛が濃く太いVIOでは10回(20ヶ月)が目安とされています。それも多少余裕を持たせて、11回、12回にしておけば確実です。
個人差はあるものの、満足できるようになるまでに年単位の期間は必要です。
脱毛回数はギリギリで設定すると足りなくなることもあるため、余裕を持って選びましょう。
医療脱毛に脱毛保証が無い理由
脱毛サロンでは、回数や期限にしばられず、ずっと脱毛し続けることができる「永久保証」という制度があります。しかし、医療脱毛ではそのような脱毛保証付きプランはありません。
これは、医療脱毛の機械が脱毛サロンより出力が強く、毛根を破壊して少ない回数で永久脱毛をすることができるので、無制限の脱毛の保証をする必要がないためです。
ただし医療脱毛クリニックによっては、通い放題プランもあります。ムダ毛を徹底的になくしたい方は、次に挙げた通い放題の医療脱毛プランを選びましょう。
使い放題プランであれば、所定回数が終わって不満足であっても、満足いくまで脱毛ができるので、脱毛後にまた生えてくる悩みから完全に開放できます。
ムダ毛の残りが気になるなら医療脱毛も通い放題プラン
脱毛し放題の医療脱毛は、回数や時間が無制限で好きなだけ全身脱毛ができます。実質的には脱毛サロンの「永久保証」と同等のサービスと言えます。
総額以外の追加費用は発生せず、通えば通うほど1回あたりの料金が安くなり、脱毛完了後にムダ毛が復活しても安心です。
医療脱毛の脱毛し放題プランは、ムダ毛が濃く量が多く、回数を気にせずにとことんムダ毛処理がしたい方に向いています。
医療脱毛クリニックでは「無制限・脱毛し放題・やり放題」といった言葉をよく使いますが、実際に医療脱毛で脱毛し放題に対応しているのは次の3つだけです。
- 渋谷美容外科クリニック
- GLOWクリニック
- ミセルクリニック
- 【通い放題終了】アリシアクリニック
湘南美容外科クリニック
1つ目は、渋谷・池袋・横浜・新宿・新橋に店舗がある渋谷美容外科クリニックです。
初めての方限定で全身脱毛無制限コース547,800円(税込)があります。このコースにはVIOも含まれますが、顔は含まれません。
渋谷美容外科クリニックはこちら
GLOWクリニック
2つ目は、東京、大阪、神奈川、愛知、兵庫に店舗があるGLOWクリニックです。
アレキサンドライトレーザー、ダイオードレーザー、ヤグレーザーの3種類を同時に照射できるソプラノチタニウムを採用しているので、様々な毛質に対応しています。
顔とVIO込みの8回コースで539,200円です。
最短1ヶ月半のペースで通えて、8回までは手数料0円で解約・返金可能。最初に掲示される通い放題プランの料金以外は一切発生せず、初診料や再診料、アフターケア、剃毛料などの追加費用がありません。
GLOWクリニックはこちら
ミゼルクリニック
3つ目は、同じく東京、大阪、神奈川、愛知、兵庫に店舗があるミゼルクリニックです。VIO込みのコースで503,800円(税込)です。有効期限は2年間で、最短2ヶ月のペースで通えます。こちらは、剃毛代が1部位2,200円(税込)です。
ミゼルクリニックはこちら
【通い放題終了】アリシアクリニック
医療脱毛の大手アリシアクリニックでも、過去に「全身脱毛5年間し放題 月額8,500円」がありましたが、2019年12月25日にサービス終了しています。
その代わり、全身脱毛4回を4ヶ月で完了する新プランが登場しています。
医療脱毛の通い放題プランの追加料金
医療脱毛では、剃毛代、キャンセル料、薬代、診察代など追加費用がかかる場合もあります。
しかし、通い放題ではそれらも含めて追加料金不要としていることもあり、施術に関する費用はよく読んでからお申し込みしてください。
事前にカウンセリングを受けるのもおすすめです。
医療脱毛を受けるときの注意点
永久脱毛はいつでも施術を受けられるわけではありません。効率よく永久脱毛を完了させるために、注意点をいくつか知っておきましょう。
1.生理中はVIOの脱毛ができない
医療脱毛に限らず全ての脱毛方法で、生理中のVIOの脱毛は禁止されています。
生理中は体が刺激に弱くなっているので肌トラブルが起きやすく、血で汚れてしまうことも脱毛ができない理由の1つです。
クリニックによっては、VIO以外の部位も生理中の脱毛はできません。
2.毛抜きはNG!
永久脱毛をしている最中は、毛抜きを使った自己処理をしてはいけません。
脱毛後しばらくすると、施術を受けた部分からムダ毛がぽろぽろと抜けて、次のムダ毛が生えてきます。
クリニックに行くまでに自己処理するのはOKですが、ここで毛抜きを使ってしまうと毛穴・肌へ大ダメージです。
脱毛後のお肌は熱っぽく、大変デリケートな状態。毛抜きやワックスによって肌トラブルを起こすと、永久脱毛がうまくいかず、また生えてしまいます。
自己処理をするなら、お肌への負担が少ない電気シェーバーがおすすめです。
3.日焼けや乾燥もNG
脱毛によって熱のダメージを受けたお肌は、人によってはヒリヒリしたりほてったりすることもあります。
ここで日焼けすると、さらにお肌のダメージが蓄積して乾燥してしまいます。
お肌が傷んでしまうと脱毛を続けられなくなるので、脱毛後は保湿剤を使ったり日焼けと乾燥に最大限に注意してください。
医療脱毛プラン終了後にムダ毛が生えてきた場合の対処方法
すでに医療脱毛に通っていて、脱毛終了したけどムダ毛が残っていることって意外と多く、その場合は次の3つの選択肢があります。
- 家庭用脱毛器で脱毛を仕上げる
- 医療脱毛の回数延長する
- 別の脱毛方法を試すか、ムダ毛を妥協する
ひとつづつ見ていきましょう。
1.家庭用脱毛器で脱毛を仕上げる
脱毛器で十分
家庭用脱毛器はIPL方式がほとんどで、レーザー脱毛もありますが照射面積が狭く、痛みが強いのでIPL方式がおすすめです。
全体的には医療脱毛に比べるとパワーが弱いわりに、3~10万円と安くないので口コミ等を見ながら選びましょう。
脱毛器選びに失敗すると、「ムダ毛が一向に無くならない」なんてことになりかねません。
しかし、脱毛器によっては脱毛サロンと同等の脱毛性能の製品もあるので、ある程度ムダ毛がない状態であれば脱毛器でも十分です。
総合評価でケノンが最適
家庭用脱毛器をムダ毛の仕上げとして使うなら、強力な光パワーを製品が必要です。数多くある中で、ケノンが最適でしょう。
家庭用脱毛器のケノンは、カートリッジ交換式です。全身脱毛や美顔機能など用途に合わせた使い方ができます。
脱毛サロンでは10万円以上かかり、通う手間がある脱毛も、ケノンなら1ショット0.021円で家の中でお手軽に脱毛が可能です。
最新のスーパープレミアムカートリッジなら、最大300万発照射可能なので、10日ペースで全身脱毛しても約33年間脱毛できます。驚異的ですよね。
他にもこのようなメリットがあります。
- カウンセリングに行く必要がない
- 満足するまで何度でも脱毛できる
- いつでも、好きな時間に脱毛できる
- ひと目を気にせずVIO脱毛できる
- 低予算で全身脱毛できる
- 家族や友人とシェアできる
- フォトフェイシャル効果で美白に
- ムダ毛が復活してもすぐお手入れできる
ケノンは、脱毛完了までの期間は長いですが、トータルコストを大幅に削減できる脱毛器です。
多少高くても、家族や友達とシェアして使えるのでコストは相当安いと思います。
ちなみに、ケノンは永久脱毛はできません。しかし、口コミを見ると多くの方がヒゲ、ワキ、VIOの脱毛を成功させているのも事実です。
2.医療脱毛の回数延長する
医療脱毛の回数を延長する場合、通っていたクリニックに追加料金を払って再び脱毛を受けることが可能です。
メリットは、クリニックによっては、追加照射の場合、通常の1回の料金よりも安く受けられるので負担が少ないことです。
また、今まで施術にあたってくれたスタッフの方に引き続き脱毛してもらえるので、安心感や余計な手間もかかりません。
1回ではなく数回照射したい場合、気になる部位だけ回数の少ないコース契約をすることもできます。
都度払いのクリニックもあるので、自分が満足する回数だけ施術を受けられます。
硬毛化・増毛化が起きた場合に無料で追加照射を行う保証がついているクリニックもあり、安心できますよね。
一方デメリットは、最初に少ない回数を契約して後から回数を延長した場合、トータルで見ると最初から回数の多いコースを契約したほうが安くなることです。
何回も回数延長を繰り返していると、期間が延びるにつれて金額もかさみます。とはいえ、金額は高くても、結果的には短期間で脱毛できるのは医療脱毛です。
3.別の脱毛方法を試すか、ムダ毛を妥協する
家庭用脱毛器を購入したり、医療脱毛の回数を延長するための資金が不足している場合は、剃毛や脱毛ワックスで対処することも1つの方法です。
ただし、これらは医療脱毛と違って毛根を破壊することはできません。毛が生えてきたらその都度対処が必要です。カミソリで剃るとお肌を傷つけ、埋没毛の原因にもなります。
また、ある程度満足できているのであれば、一旦はそのまま放置して様子をみるのもありだと思います。
自分が気にしているほど、他人は気にしてないってこともありますし。(逆に男性は、自分以上にうなじなどのムダ毛を良く見られているってこともあり得ますが。)
なるべく、お肌に優しい電動カミソリで処理を続け、資金が貯まった頃に再び医療脱毛クリニックに通い、脱毛しましょう。
まとめ
この記事では、医療脱毛でムダ毛が残る3つのケース、ムダ毛を一掃する方法などを紹介してきました。
これから脱毛通う予定の方は、プラン選びは慎重に行ってください。一度選んだら途中で変更はできませんし、追加料金がかかる場合もあります。
金銭的に余裕があれば、最初から通い放題の医療脱毛(渋谷美容外科クリニック、GLOWクリニック、ミセルクリニック)を選ぶのが確実にムダ毛を無くす方法です。
また、医療脱毛に通ってもムダ毛が残った場合は、家庭用脱毛器を活用したり、医療脱毛で回数プランを延長で追加、もしくは一旦諦めるなど予算に合わせて選んでみてくださいね。
この記事を読んだ方が、思い通りに全身ツルツルになった状態になれたら幸いです。