アトピー肌でも脱毛サロンや医療脱毛で脱毛できるのでしょうか?
少しの刺激でも肌荒れやかゆみが起きるアトピー肌。脱毛するとお肌がさらに悪化してしまうかもしれないと不安ですよね。
結論から言えば、アトピー肌でも条件が整えば脱毛できます。
この記事では、アトピー肌で脱毛ができるケースや、サロンやクリニックで脱毛をする場合の対処方法や注意点、口コミなどを徹底解説します。
アトピー肌で自己処理による肌トラブルにお悩みの方、脱毛でアトピーを改善したい方はぜひ参考にしてみてください。
アトピー肌でも脱毛する方法
アトピー性皮膚炎とは?
アトピー性皮膚炎は、皮膚の内部で炎症が起きて、皮膚のバリア機能を低下させ、全身または部分的にかゆみを伴う湿疹が起きる病気です。
体質的な要因もありますが、寝不足やストレス、お風呂に入れないなど環境的な要因でも起きます。かゆさが我慢できず皮膚をかき壊してしまい、よくなったり悪くなったりを繰り返します。
日本では20代でなんと約10%の有症率もあります。
アトピーの治療は、適切なスキンケアや塗り薬による薬物治療ですが、生活習慣の改善も治療法の1つです。根気強く続ける必要があります。
アトピー肌でも脱毛できます
アトピー肌の方は、次のような場合脱毛することができます。
- お肌の状態が安定している時期
- 患部を避けてレーザー照射ができるとき
例えば医療レーザー脱毛では、肌表面に対して無理な刺激は与えないので、アトピー性皮膚炎の方でも脱毛できます。
もし炎症やかゆみ、古いアトピー跡やひっかき傷があっても、患部を避けてレーザーを照射すれば大丈夫です。
色素沈着がある場合、レーザーの出力を調整しながら脱毛しましょう。
これらは必ず脱毛前のカウンセリングや医師に確認し、万全の状態で施術を受けてください。
アトピーで脱毛施術ができないケース
施術ができない場合があるのは、次の3つです。
- 強い炎症が起きている部位
- 濃い色素沈着がある部位
- かきむしって出血している部位
基本的にはアトピーであっても、脱毛施術は行なえますが、炎症・色素沈着の部位は避けて照射する場合が多いです。
ステロイド剤を使用している部位は、このあと説明する理由で光やレーザー照射を避けて施術を行います。
アトピー性皮膚炎の方は、お肌のバリア機能が低下していることが多いので、レーザー照射後に赤みやかゆみが出ることがあります。
かゆいと皮膚をかいてしまい、痛くなります。その状態で脱毛をすると、色素沈着や炎症などの肌トラブルが起きる危険性があるので施術できません。
ステロイド使用部位は照射できない
ステロイドを使用した部位は、以下の理由で施術禁止されています。
- 脱毛効果が出にくくなる
- やけど・色素沈着の恐れ
- 感染症のリスクがある
ステロイドは、副作用の1つに、体毛が濃くなったり増えたりすることがあります。そのため脱毛の効果が得にくいです。
また、アレルギーへの反応を抑制するので、ステロイド使用中は免疫力が低下し、レーザーの光や刺激に過剰反応してしまいます。その結果、肌荒れ・やけど・感染症を引き起こしやすくなります。
ステロイドを使用する部位の脱毛を希望する場合は、医師の指示のもとにタイミングを見極めながら薬の使用をやめてください。
なお、ステロイドには種類があり、それぞれ対応が異なります。
外用ステロイド | 施術後・施術日以外は通常通り使用可。 施術当日は使用を控える。 |
内服ステロイド | 脱毛の副作用が出やすくなる場合があるため、種類や量によってカウンセリングで医師に相談が必要。 |
また、使用しているステロイドの強弱、年数、使用範囲によっては、ステロイドをやめている期間に吐き気などの副作用が起きてしまう可能性もあるので注意しましょう。
脱毛サロンと医療脱毛のアトピーへの対応
アトピーでも施術可能な脱毛サロン
施術可能な脱毛サロンと、脱毛可否、アトピー肌への対応を以下にまとめました。
脱毛サロン名 | 脱毛可否 | 脱毛方式とアトピーへの対応 |
ミュゼプラチナム | 可 | SSC方式 ・施術前にジェル、仕上げにプラセンタエキス配合のトリートメントミルクローション使用 ・色素沈着の部分を避けて照射 |
キレイモ | 可 | IPL方式、SHR方式 ・事前カウンセリングで相談が必要 |
ラドルチェ | 可 | ・カウンセリング後のパッチテストによる ・重度のアトピー肌の場合不可 |
エピレ | 可 | ・お肌状態が安定しているときのみ ・通院先の医師の許可が必要 |
ラココ | 可 | SHR方式、ルミクス脱毛 |
ストラッシュ | 可 | SHR方式 ・テスト照射が可能 |
ルキア | 可 | パワーライト脱毛 ・ステロイドをやめるようには言わない |
サロンの脱毛はお肌へのダメージが少ないため、お肌が弱くてもお手入れ可能です。
ただし。脱毛サロンには医師は常駐していないので、肌トラブルが起きてもその場では対応できません。
もし万が一、アトピーのの症状が悪化したら、皮膚科へ受診してください。
医療脱毛クリニックのアトピーへの対応
では、どのようなクリニックがアトピー肌の方へ脱毛を行っているのでしょうか?以下にまとめました。
医療脱毛名 | 脱毛可否 | アトピーへの対応 |
レジーナクリニック | 可 | ・無料カウンセリングと施術前に医師が診察して可能と判断した場合のみ |
フレイアクリニック | 可 | ・医師が診察して可能と判断した場合のみ ・トラブル時、無料で処置や処方 |
アリシアクリニック | 可 | SSC方式 ・軽度な場合のみ可能 ・医師の確認が必要なため、通院中の病院または無料カウンセリングで相談 |
リゼクリニック | 可 | ・無料カウンセリングで医師が診察して可能と判断した場合のみ ・炎症が強い部分や色素沈着が濃い部分は脱毛不可の場合あり ・トラブル時、無料で診察・処方 |
ブライトスキンクリニック | 可 | 蓄熱脱毛方式、ソプラノアイスプラチナム ・軽度な場合のみ、カウンセリング時に無料テスト照射を行い、数日後皮膚トラブルがなければ可能 |
湘南美容クリニック | 可 | ・カウンセリングでお肌の状態確認 ・施術直前にテスト照射が必要 |
TCB東京中央美容外科 | 可 | ・医師によるカウンセリング・診察で可能と判断された場合のみ |
アトピー肌で脱毛する場合、カウンセリングやテスト照射から判断するなど、各クリニックの条件をクリアすると脱毛できます。
お肌の状態が軽度なら、脱毛を扱ってくれているクリニックが多いです。
医療脱毛の効果が出てくると、頻繁に自己処理をしなくていいのでお肌の負担軽減になります。
医療脱毛クリニックでは、専門医師が施術を行うため、脱毛サロンと比べても安心して任せられます。
医療脱毛は、メラニン色素に吸収されるレーザーによって、皮膚内部の発毛組織を壊して脱毛します。そのため、皮膚表面への刺激は少なめです。
アトピー肌で医療脱毛を受けるメリット
アトピー肌こそ医療脱毛を受けた方が良いです。そのメリットは次の3点です。
無料でテスト照射できる
アトピー性皮膚炎の方はお肌のバリア機能が低下しているので、脱毛でお肌の状態が悪化してしまわないか不安ですよね。
クリニックでは、施術前に無料でテスト照射やパッチテストをしてもらえます。
このため、「施術後に肌荒れが起きないか」「施術の痛みに耐えられるか」を確かめることができます。
医師の診察を受けられる
クリニックには医師が常駐するので、もし施術後にお肌のトラブルが起きても、すぐに医師の診察を受けることができます。
お薬や点滴など患者さまのお肌に合わせた対応が可能です。
施術も、お肌の状態に合わせて適切な照射レベルを設定してくれます。
脱毛サロンよりも強い効果がある
医療脱毛では、医療機器を使用します。
脱毛サロンよりも出力が高いので、早めに脱毛が完了します。
ムダ毛の自己処理する機会も減り、肌荒れも減らすことができて一石二鳥ですね。
アトピー肌がセルフ脱毛するリスク・注意点
アトピー肌でセルフ脱毛は注意が必要
カミソリや毛抜きなどでムダ毛の自己処理をすると、お肌に刺激を与えるので負担がかかります。
これは、炎症や乾燥などの肌トラブルを起こし、アトピー肌の症状を悪化させてしまうのでとても危険です。
基本的に敏感肌やアトピー肌の方は、クリニックやサロンでしっかりとカウンセリングを受けてプロの脱毛施術を受けることをおすすめします。
自宅でのムダ毛の自己処理の方法は主に4つあります。脱毛の特徴や、アトピー肌への注意点を解説します。
①カミソリ
カミソリでの自己処理はお手軽ですが、カミソリでムダ毛を剃ると、お肌の表面の角質層も削ってしまいます。このようなリスクがあります。
- 痛みやかゆみ
- バリア機能の低下
- 乾燥
- 傷や色素沈着
自己処理で傷ついたお肌は、埋没毛の原因にもなります。アトピー肌へさらなる負担になります。
カミソリでの処理は控えた方が良いです。
②毛抜き
毛抜きの自己処理もお手軽ではありますが、無理やりムダ毛を抜くことでお肌にダメージを与えます。
毛抜きのリスクはたとえば次のようなものです。
- 炎症を起こす
- 埋没毛
- 毛嚢炎の原因
アトピー肌に刺激は禁物。毛抜きでお肌が荒れてしまうデメリットを考えると、毛抜きの使用も避けたほうが良いです。
③クリーム or ワックス脱毛
除毛クリームはアルカリ性の薬剤で、毛やお肌のタンパク質を溶かす成分が含まれています。ムダ毛を溶かすと同時にお肌への負担も大きいです。
また、除毛クリームの成分によってお肌の保湿機能が奪われてお肌が乾燥しやすいので、肌荒れが起きやすく、アトピーが悪化する恐れがあります。
一方、ワックス脱毛は、塗布して固まったワックス剤を一気に引き抜いて除毛します。
短時間でムダ毛の処理ができますが、一気に毛を抜くとお肌へは大ダメージ。内出血や炎症のリスクがあり、アトピー肌の方は特に注意が必要です。
④家庭用脱毛器
家庭用脱毛器は、アトピーの症状が落ち着いている場合、使用可能な機種もあります。
照射レベルを調節できるので、状況に合わせて出力を控えることができるので、お肌に優しい脱毛の仕方です。
ただし、アトピー肌はバリア機能が弱く、症状が出ている部分に照射すると刺激によって色素沈着などのトラブルが起きる可能性もあります。
家庭用脱毛器のリスクはこちらです。
- 購入前にアトピー肌でも大丈夫か確認する必要がある
- 医師への相談ができない
- 照射レベルや時間の長さに気をつけないとお肌トラブルが起きやすい
施術後のお肌は、ダメージを受けて乾燥しやすいです。脱毛後のケアはかかせません。
アトピー肌の方は、普通肌の方以上に入念に保湿を行いましょう。
アトピー肌に最適な脱毛方式
アトピー肌に最適な脱毛方式は、フラッシュ脱毛です。レーザー脱毛も可能ですが、痛みが強いので注意が必要です。
脱毛方式ごとに解説します。
光脱毛 おすすめ度:★★★★★
アトピー肌の方は、お肌にダメージを与えてトラブルの可能性が高い自己処理よりも、サロンでの脱毛施術がおすすめです。
光脱毛は光のほかに熱によって毛にダメージを与えます。
レーザー脱毛と比べて照射出力が弱く、お肌への刺激も少ないので、痛みが不安な方でも安心です。
ただし、バリア機能が弱くなったアトピー肌は、症状が出ている部分にフラッシュを照射すると、刺激によって色素沈着を引き起こすこともあるので注意が必要です。
以下に光脱毛の種類をまとめました。
SSC脱毛 | ・制毛効果があるジェルをお肌に塗布 ・照射パワーの低さとジェル効果で刺激があまりない |
IPL脱毛 | ・多くの脱毛サロンで採用 ・光を照射して毛にダメージを与える ・太い毛に対して高い効果を発揮する |
SHR脱毛 | ・蓄熱式脱毛。蓄熱させた熱で脱毛する ・色素に反応しない ・ほとんど痛みがない |
アトピー肌の方に最適なのがSHR脱毛です。
色素に反応しないため、色素沈着があるアトピー肌でも脱毛できます。
他の脱毛方法では照射が難しい症状でも、SHR脱毛なら対応できることもあるので、とてもおすすめです。
レーザー脱毛 おすすめ度:★★★★
レーザー脱毛は、医療機関で施術可能な脱毛で、医師や看護師が施術を担当してくれます。
メリットはこちらです。
- 永久脱毛ができる
- 照射パワーが強いので短期間で効果が得られる
- トラブル時にすぐ医師が対応できる
レーザー脱毛は、メラニン色素に反応して発毛組織にダメージを与えるので、お肌の表面には刺激を与えず、アトピー肌の方も施術が受けられます。
照射パワーが強いため、永久脱毛が可能ですし、照射面積が狭いので、症状が出ている部分や傷などは避けて照射することができます。
色素沈着の濃さによって、できるだけ刺激を与えないようにレーザーの出力調整も可能です。
アレキサンドライトレーザーやダイオードレーザーなど、お肌のタイプでレーザーの波長を使い分けているクリニックを選びましょう。
ただし、デメリットもあります。
- 施術中の痛みが強い
- 費用が高額である
クリニックには医師が常駐しているので、不安な場合はしっかりとカウンセリングを受け、テスト照射なども行なった上でお肌に合わせた対応をしてもらうことをおすすめします。
ニードル脱毛 おすすめ度:★★★
ニードル脱毛は、毛根や毛乳頭を破壊する脱毛方法です。
針を毛穴に挿し、電流や高周波を流して毛乳頭にダメージを与え、毛の処理をします。
1つ1つの毛穴に針をさすので、光脱毛やレーザー脱毛と違って、お肌の色にかかわらず脱毛が可能です。
脱毛を控えたい部位も調整しやすく、アトピー肌の方でも受けられる施術です。
ただし、デメリットもあります。
- 施術中の痛みが強い
- 費用が高額である
- 時間がかかる
ニードル脱毛を行った部位から毛が生えてこなくなるのは魅力的ですが、痛みがかなり強い脱毛方法です。
私も実際にニードル脱毛の体験に行ったことがありますが、体験の短い時間ですらギブアップしそうな痛みでした。
脱毛を断念してしまう方もいるかもしれません。
また、人の毛穴は全身で約500万個あるとされており、1つ1つの毛穴に針を入れるこの方法は、脱毛完了までに長い時間が必要です。
他の脱毛方法と比べても高額なので、痛みや期間などが気になる方は、光脱毛・レーザー脱毛がおすすめです。
アトピー肌の脱毛に関する口コミ
ツイッターでアトピー肌で脱毛した方の口コミを調査しました。特に、注意点などをピックアップしているので、参考にしてみてくださいね。
Twitterでの口コミ
Twitterでアトピー肌に関する口コミを調べてみました。
僕はヒゲ脱毛の真っ最中です(3回目
アトピー肌でも肌の状態が落ち着いていれば脱毛は可能です。
ただ、施術後のケアはかなり気を使いますね💦 https://t.co/X8eXHGjdiq— わくたよしのぶ【アトピー肌のくすり屋】 (@wakunobu) July 18, 2021
脱毛半年くらい全身で通ってるけどまだまだ成果が出てるとは思わない 元々アトピーなので行った時に当てられない箇所があったり、乾燥したりして成果が出にくいだろうなとは感じていたけど…
— 裏切りこむすび (@ob_jsn) July 22, 2021
ずっとアトピー持ちでここ1年ぐらい肌荒れがエグいので、アンダーもすっきりさっぱりなくしたいのだけど、アトピー故に脱毛はだいたい断られるし荒れてると剃刀当てられないっていうジレンマ
— OH! フツウノユズキチャン♥ (@xocolatl_yuzu) July 19, 2021
https://twitter.com/datumou_jewel/status/1417173595621498907
お医者さんに「皮膚に悪いので、腕や足の毛を剃らないでください。」と言われ、脱毛サロンで「アトピーの人、ステロイド剤を使っている人は施術できません。」と言われたことがある。思春期の女の子にとって本当にアトピーは辛い。ただでさえ皮膚が汚いのに、毛の処理もできないなんて。
— アトピーを本気で治すためのbot (@atopic_bot) December 19, 2014
https://twitter.com/datsumousouken/status/1087978662786461697
口コミでは脱毛サロンよりも医療脱毛をおすすめする声ばかりでした。
皮膚医が常駐しているクリニックのほうが、何か起きたときにすぐにお肌の状態を見てもらえるので安心ですよね。
不安なことを医師に相談しやすいのも医療脱毛のメリットです。
また、サロン・クリニックによってはアトピー肌の脱毛自体をお断りしているところもありました。
Yahoo知恵袋での口コミ
Yahoo知恵袋でアトピー肌に関する口コミを調べてみました。
アトピーの方でしたらクリニック選びは慎重にやらなきゃですね。
私は以前ビザリアというところで脱毛してもらいました。
そこはしっかり肌の状態を診て、その人に合った方法で
施術してくれるから、もしかしたらアトピーの方でも、かゆくならずに受けられるかもしれませんよ。
アトピーで肌が荒れていると照射出来ないことがあります。 出来たとしても肌荒れしている部分を避けての照射になるので勿体ないです。 アトピー性皮膚炎に強い皮膚科で脱毛を行ってる病院もあるので、サロンではなくクリニックでの脱毛をオススメします!
医療脱毛には必ず医者がいるので、最初のカウンセリングの時に先生に話して見てもらえばいいです。 肌トラブルの際も薬とか貰えますよ。 今は無料カウンセリングの所がいっぱいあるので、直接医者に聞いてみた方が早いですよ。 アトピーでも症状の重さが一人一人違うので医者の意見聞いた方がいいです。
医療脱毛クリニックで看護師してました。 アトピーの人は炎症が強い時は看護師判断でその部分の照射を避けます。炎症していない時は照射できます。膝裏などの毛のそんなに気にならないところは無理して照射しなくても良いとは思いますが、レーザーが直接肌荒れをさせることはないです。ですがレーザーをあてることで乾燥しやすくなり、紫外線の影響も受けやすくなるので、乾燥のせいで肌荒れすることはあるのでレーザーをした後暫くは普段よりも死ぬほど保湿(化粧水+乳液)とUV対策(日焼け止め)をすれば肌荒れは防げます!! 優しいパワーを重ねるタイプの蓄熱式の脱毛器の方が合っていると思います。アトピー持ちならサロンだと看護師やドクター在中していなくて、アフターケアをして貰えないので医療脱毛の方が安心です。
アトピー持ちです。
・アトピー症状があるのですが、脱毛は難しいですか?
アトピーの症状によると思います。 炎症が酷い箇所や色素沈着があると、脱毛は難しいと言われています。
・もし脱毛するとしたら病院の方が安全ですよね?
病院の方がいいです。 札幌中央クリニックで脱毛しました。脱毛前のカウンセリングをしっかりしていましたし、肌の状態を診て出力を細かく設定するので肌への負担が少ないです。
出典:Yahoo知恵袋
事前にカウンセリングを設けているクリニックはたくさんあるので、アトピー肌の方も気軽に相談に行くことができます。
ただし、次の症状のときは脱毛できないと考えておきましょう。
- 炎症が強いとき
- 色素沈着しているとき
実際にクリニックで勤めていた方の口コミにもあるように、アトピー肌の方は人一倍施術後の保湿に気をつけなくてはいけません。
普段よりもしっかり保湿して、日焼けしないようにUV対策も必須です。
口コミまとめ
TwitterでもYahoo!知恵袋でも、脱毛サロンよりも医師が常駐する医療脱毛をおすすめする声がたくさんありました。
アトピー肌の場合、お肌の状態を見ながらそのつど照射レベルや照射範囲を考えて脱毛を進めることになるので、医療関係者が行う医療脱毛のほうが安心できます。
ただし、評判の悪いクリニックを選んで余計にお肌が悪化してしまう可能性もあるので、クリニック選びは慎重に。
まずは、色々なクリニックの無料カウンセリングに行ってみましょう。
たくさんの人が声を揃えて言うことは、「アトピー肌の方の脱毛時のお肌ケアの重要さ」です。
次の章で説明します。
アトピーの脱毛前後の肌ケア・注意点
アトピー肌は皮膚のバリア機能が低くなっているので、外からの抗原や刺激が入りやすいです。
脱毛はお肌を刺激するので、自己処理をする場合は、必ず手や脱毛箇所を清潔にして行ってください。
また、生理前や風邪のときはお肌の状態が悪化しやすくなっています。
アトピー肌の場合、この時期にかゆみが強くなったり乾燥することが多いので、脱毛は避けましょう。
他にも注意点をまとめました。
保湿ケアをしっかり行う
脱毛後のお肌はとても乾燥しやすいです。アトピーの症状を悪化させないように、お肌に水分補給をしてあげましょう。
保湿の仕方
お肌に合ったボディローションやクリームを使ってしっかりと保湿します。
施術後に痛みやほてり・かゆみがなかったとしても、脱毛後のお肌は刺激を受けているので、きちんと保湿して炎症のリスクを軽減させてください。
お肌に塗るものはお肌に優しい成分でできていることが大事。
もし普段使っている基礎化粧品がお肌にピリッとしたときは、アルコールフリーの化粧水がおすすめです。
入浴について
脱毛後のお肌は熱を帯びているので、湯船につかるとほてりが長引く可能性があります。
ほてりがかゆみの原因になることもあるので、施術を受けた当日は、必ずシャワーで済ませましょう。
擦れる服もお肌への刺激になり、かゆみや炎症を起こすのでNGです。
日焼けに注意
脱毛後のお肌は敏感になっているので、日焼けをしないよう十分注意してください。
わずかな日焼けでもお肌トラブルの原因となり、その後レーザーを照射できなくなってしまいます。
脱毛の間隔は長めに取る
アトピー肌は刺激に弱く、お肌のトラブルが起きやすい状態です。
施術をした後は、しっかり保湿をしてお肌を一旦休めてから次の施術を行うことがおすすめです。
脱毛サロンの予約を詰め込みすぎると、お肌が休まらず、荒れてしまうこともあります。
カウンセリングを行いながら、お肌の調子と合わせて脱毛を進めていきましょう。
アトピー悪化したら病院へ
では脱毛でアトピーが悪化したらどうすればいいのでしょうか?
脱毛後、照射部位にほてりや赤み・かゆみが出ることがあります。
これらは刺激に対する一時的なアレルギー反応が主な原因ですが、症状が治まるまではクリニックで処方された軟膏を塗りましょう。
それでも治らない場合は、すぐクリニックに相談してください。
もしかゆみなどが治っても、かかりつけの主治医に相談しておくと安心です。
安全に脱毛をするためにも、決して1人で抱え込まず、お肌の状態を改善していきましょう。
重度のアトピーなら治療を優先する
お肌がかゆくて血だらけになってしまったり、お肌がジュクジュクして体液が出ているくらい重度のアトピー肌の場合、脱毛を断られてしまいます。
この状態のお肌では、炎症や色素沈着などのトラブルの危険性が上がります。
まず皮膚科でアトピーの治療が最優先です。お肌の状態が良くなってから脱毛を検討しましょう。
アトピー肌への脱毛のQ&A
フォトフェイシャル効果でアトピーの黒ずみ改善される?
医療レーザーはシミの除去にも使われるので、脱毛のレーザーでも色素沈着が少し薄くなることが期待できます。
アレキサンドライトレーザーは美白レーザーとしても有名です。
しかし、シミの除去のレーザーとは波長や出力も異なるので、脱毛で必ず黒ずみの改善ができるとは言えません。
ただし、脱毛が進み、自己処理の回数が減ってお肌への負担が軽減されると、今の黒ずみの悪化防止につながります。
新しい黒ずみができるリスクも減ります。
お肌の黒ずみの予防には、脱毛だけでなく、お肌のターンオーバーの働きを助けるためのバランスの良い食事や十分な睡眠も効果があります。
脱毛ができるアトピー肌の程度は?
アトピー肌の方が脱毛できるかどうかは、アトピーの症状によって変わります。軽度のアトピーであれば脱毛は問題なく行えます。
かぶれている部分を脱毛すると炎症が長引くリスクもあるので、患部を避けて照射することになります。
ただし、お肌の状態が次のような場合は脱毛できません。
- 患部が広範囲に渡るとき
- 少し触れるとお肌が強い痛みを感じる
- お肌がジュクジュクになっている
他にも、お肌の状態によって医師の許可が必要になることがあります。
脱毛で肌トラブルを起こさないためにも、まずは主治医に相談し、カウンセリング時に担当者にもアトピー肌の症状を伝えましょう。
肌悪化して脱毛できなくなったら休止、返金できる?
サロン・クリニックによっては、途中で解約したり返金することも可能です。
例えばレジーナクリニックでは、有効期限内であれば通っていない回数分の返金ができます。
しかし、解約手数料は取られます。また、有効期限の延長もできます。
アトピー肌の方は、当日症状が悪化することもあるので、当日キャンセルOKや返金・休止・延長などに対応しているクリニックを選ぶことが大事です。
脱毛でアトピー改善することはある?
脱毛はアトピーの改善につながります。
第33回日本脱毛学会にて、国際親善総合病院皮膚科山田裕道先生よりこのような発表がありました。
アトピー性皮膚炎の患者に
レーザー脱毛で使用するロングパルスアレキサンドライトレーザーを照射することで、
表皮内まで侵入していたC線維が
照射後に減少し、アトピー性皮膚炎の痒みの改善と症状の改善がみとめられた
また、ムダ毛がなくなることで雑菌の増殖を防ぐことができ、自己処理が必要なくなるのでお肌を傷めることもありません。
これによって肌荒れのリスクが軽減されます。
アトピーの自己免疫に影響を与える化学薬品などは脱毛に使われておらず、永久脱毛してお肌への負担がゼロになれば、アトピー肌へ好影響です。
サロン通う前の自己処理どうすればいい?
基本的にアトピー肌の場合、お肌への負担が大きくなる自己処理はお肌を悪化させる原因にもなるので控えたほうが良いです。
例えばカミソリや除毛クリームなどは刺激が強く、おすすめできません。
サロンに通う前に自己処理をするときは、電動シェーバーがおすすめです。
電動シェーバーは刃が直接お肌に触れないので、お肌への刺激は少ないです。サロンやクリニックからも推奨されています。
なるべく使う回数を減らし、優しく処理してください。
アトピー改善してから脱毛すべき?
アトピー肌の方の場合、ムダ毛の自己処理はどの方法を取ってもお肌への負担がとても大きいです。
できるだけ早く自己処理を中止して、クリニックなどの脱毛に切り替えることがおすすめです。
しかし、お肌の状態が悪すぎると、脱毛による肌トラブルのリスクも大きいので施術を断られてしまいます。
まず皮膚科で治療を優先し、なるべく症状が治まった段階で脱毛に臨みましょう。
不安な方は事前に主治医に相談して、同意書を書いてもらっておくとスムーズに脱毛の契約ができます。
まとめ
この記事では、アトピー肌でも脱毛できるのか、サロンや医療クリニックの対応などを紹介してきました。
アトピー肌はお肌が敏感になっているので、ムダ毛を自己処理するとさらにお肌を悪化させてしまうことがあります。
お肌の状態が悪すぎると、脱毛ができません。
大切なお肌だからこそ、デメリットの少ない方法で脱毛したいですよね。
お肌の状態を見ながら脱毛するなら、医師が常駐する医療脱毛がおすすめです。
これから脱毛に通う予定の方は、クリニック選びは慎重に行ってください。
アトピーだからと諦めずに、まずはカウンセリングを受けてみましょう。
ツルツルのお肌の実現へ踏み出す勇気になれば幸いです。